2011年3月22日火曜日

「中国の建物の平均寿命は30年」発言にネットユーザーが怒りの声―中国紙

2010年4月6日、「中国の建築物の平均寿命はわずか30年」―中国住宅都市農村建設部の仇保興(チウ?バオシン)副部長が先日開かれた国際会議で明かした事実に、ネットユーザーがショックを受けている。華商報が伝えた。

仇副部長は3月末に開かれた第6回「国際エコ建築と建築省エネ大会」で、中国が毎年消費するセメントや鋼材は世界の40%に達し、新築件数は世界最多に上るが、それらの平均寿命は25?30年と短く、世界の環境にとって大きな脅威となっていると述べた。

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寿命が短い理由は主に2つ。まずは、昨年上海で起きた建設中のマンション倒壊事故のように、建物の質自体に問題があるケース。そして、もう1つは建てたばかりの建物を「都市計画」による開発で、わずか数年で取り壊してしまうケースだ。

このショッキングな事実に、ネットユーザーたちは驚きと怒りを隠せない。「わずか30年で壊れてしまう建物のために高いローンを払うなんて馬鹿げている」「90歳の祖母はいまだに100年前に建てた土製の家に住んでいる。技術が進歩しても人間の良心は退化したのか」「どうやって計算したのか」「とても信じがたい。政府の見解はどうなっているのか」など、物議を醸している。(翻訳?編集/NN)

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引用元:三國志 専門サイト